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「深い海からもんでキュー」 感想

書名:深い海からもんでキュー

著者:黒田いずま

出版:双葉社WEBコミックアクション)

ブランドの確立

黒田いずま先生は「美術館の中のひとたち」という4コマで知ったのですが。

もうこの方の作品に間違いはねぇ!

ということで、いずまブランドの確立だな!とか勝手に思ったわけです。

これはストーリー形式ですが、美術館~は竹書の4コマだし、もんキューも双葉社だし、4コマ界隈で活躍してくれるのかな。

もっと単行本を・・ね。

なんか既視感がある。

どっかで見た気がするんだけどな。前もいったっけ。

大学時分の友人に絵を見せたら同じようなこと言うてたぞ。

さてさて、内容は擬人化?

なんかナマコ揉むのが趣味のぼっち高校生が揉んだナマコが女の子になったとか。

そういうギャグマンガなんだけど。

ノリがいいよね。

オーバーリアクションでテンション高く盛り上がるけど、落ち着きがなんとなくある感じ。

ある意味上品なギャグマンガ

絵柄もかわいいし。

先ずタイトルが色々とすごい。

深い海からもんでキュー

全く何の漫画か分からない、文章なのに。

いや、実はまんがタウン買ってるからタイトルだけは知ってたんだ。

すっげ気にはなってたけど。web連載ってなかなか目を通しにいかなくてさ。

おっしゃおっしゃ、単行本化しおったで、買ったれ!!

って感じで買ったけど。

1冊で完結しとったのね。

最後はなかなか大団円で終わってたけど・・

もうすこしだけいけなかったかな。

なまこをもんだら女の子に!

っていうもう色々出オチ感のある題材だけど、それでも結構な展開を見せたよ。

まあ、擬人化して町や学校云々~

とよくある話というか、設定の基礎はそうなんだけど。

でも、この人じゃなきゃ・・っていう世界観はギュンギュン出てて面白い。

美術館だったり水族館だったり。

展示モノが好きなのかしら、作者さん。

1冊完結で双葉社・・・

入手難度は日が立つほどに困難となるだろう!

ネットあるけど。

書店で集中線の引いた手書き題字の本があれば買って間違いはなし!