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「スクール・アーキテクト」1巻 感想

書名:スクール・アーキテクト

著者:器械

出版:芳文社

ヒルミちゃんくれ!

はいはい、たまに来る芳文社の刺客みたいな感じの。

世界観をゴワーッっと創り上げてるけど、なんじゃらホイ、みたいな。

すっげぇ雑な感じで自分の知ってる限りで言うと

ぱにぽに」っぽい。

全然違うんだけど。

いわゆるその、超常現象やら何やらあるんだけど、それが普通の世界観だから、あえて説明が無かったりとか。

あくまでその世界観の日常の漫画なんだ、とか。

もしくは、順応性がすごく高くて、異常な状況もすぐ日常と化してしまうみたいな。

つくられた世界観の中での話を、自由に書いているようで実は裏で設定ガッチガチに決まってて、みたいな。

そういう系統の漫画っていうのは、読んでて楽しい。

もうなんか現実感がなければないほど楽しいし、より一層創作物を読んでいる気分が高まって素敵。

でも、それを理解しようとしたり、考察しようとしたりする視点からは一切読まない。

あくまでその中での個々のキャラクターの反応とか決断とかそういうの楽しむっていうスタンス。

そういう漫画にぶち当たって、楽しんで読むようになったのが僕の中ではぱにぽにが最初。

だから、ぱにぽにっぽいというたんだけど。

最近だと「シロクマと不明局」って漫画がそんな感じか。こっちも芳文社だ。

だから、芳文社の刺客みたいなのって言うたんだけど。

何をこう、ぐだぐだ書いているのか、というと。

初見で帯とか見てそれだけでパっと手に取って最初のエピローグ部分読んでいる限りだと・・

ちょっと個性的なメンバーの多い日常系学園ギャグ4コマ。

って感じ。よくあるやつ。で、好きなやつ。

でも、そのエピローグが終わってからいつの間にかって気もするし急にって気もするけど、方向性がぐるーっと変わって急にSFな展開になる。

世界の構築がどうのこうの的な。

あーもう、作品説明しようとすると何言うてるか分からんようなるな。

とかく!

ていうか、説明しなければよかったかな。

特に情報が無い状態で、ほぼ表紙買いのような状態で、学園ギャグ4コマかな?と思って買ったあちしは・・

後の展開に結構面喰らったわけ。

そのギャップというか、構成がすげぇな、と思って。

なんかどんどん作者さんの趣味の領域に入っていくなーって感じもあったけど。

階段のシーンとかが。

階段のシーンがあるんです。

でも、これは一回見たらもう手を止められんぜ。

まあ、とりあえずヒルミちゃん見に買おうや。

話はそれからだったぜ。

長々話しても仕方がないぜ。

そうだぜ