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「俗の金字塔」 感想

書名:俗の金字塔

著者:窓ハルカ

出版:リイド社(トーチweb)

たいまつ

web掲載もありすぎてもう分からんね。

そのおかげで、なんやこれ、っていう作品に本屋で会う機会も増えた気はするが。

作者さん初の作品集らしい。

試し読みで「豚の夏焼き」を読んで購入を決めた。

絵は独特というか、キレイな感じではないけど、表現力というか、なんやこのコマ・・みたいなのがあったり。

読みにくい絵柄じゃない。

話は不条理だったりするけど、なんとなくその世界観でのルールみたいなのがあって、その中で人が動いていくような作品。

これは好きな感じのヤツだ。

どうしたらこういうの思い浮かぶんだ、という感じの。

それを形にして書籍になってるからとんでもないぞ。

web掲載なのでいくつか読めるようになっているハズ。

好きになったら一直線になる感じ。

最後に作品解説載ってるのも面白かった。

いまどき珍しいな、って。

昔の漫画って作者さんが語るスペース結構あった気がする。

こういう作品に出合えると、結構テンション上がる。

やったったわ、みたいな。

何もしてないのに。

本買ったわ。