キング以外の品揃えは？ ノーマルとか。

「姫、今日何日だったかな。」

【８月１３日です。」

「もしかして、１３日って・・・・」

【ええ、来週から学校ですよ。」

「あと２８日後は私の誕生日でもある。」

【どうでもいいですけど、宿題考査の対策してるんですか。」

「ふっ　そんなものどうでも良い。　それに、もう時間が無い。」

【デッキばっかいじってるからじゃないですか。」

ビリィッ

「ちょっと　何破ってるんだよ」

【ワーム・ホープ」

「あ、そいつだったらいいわ。もう１枚あるし。」

【仕方ないですね・・・じゃあ私が問題出しますから、それに答えられたら　どうぞいくらでも遊んでください。」

「分かった。　来るがいい。」

【意味を答えてくださいね。　・・・パラパラパラ　take care of。　この意味は？」

「わからん・・・・・・・・治療を取る？　うん　「治療を取る」で。

【全然ダメじゃないですか」

ビシィッッ

「WOW！　何破ってるんだよ　姫」

【ワーム・ディミクレスですが。」

「それオレがデッキに入れてるヤツじゃねーか！」

【言い忘れましたが、不正解の場合　ワームたちが１匹ずつ墓地送りになりますよ」

「（こいつ　イービル　ヒーロー？）」

【まあ単語の勉強は一人でなさってください。　宿題テストには文法書からもでるんですからね。」

「わかった。　これ以上ワームをお前の手にかけさせはせん。」

【・・・・・　じゃあ文法問題　出しますからね。　

　look forward to ( )　～するのを楽しみにする。

A、　do B , did C, doing D, happy birthday　　

「４番オカシイだろう。４番。　なんだよ　ハッピーバスデーって。」

【うるさいですね。答えやすいように私が変えてあげたんですよ！　で、わかるんですか。」

「（わからない・・・・　）　Aかな？」

【・・・・・・FINAL　ANSWER？　ニタァ」

「（やたら発音キレイだな姫。）　あ、やっぱり、B、Bで。」

【フゥ。じゃあワーム・アポカリプスもオジャンですね。」

「姫、まってくれ！　今の冗談　正解はC　最初からそう思ってた。」

【最初からCと思ってたんですか？じゃあ、やっぱりワームは・・・」

「ウソ　俺が間違ってた！　Ｃじゃない！　正解はＤ　ハッピーバースデ　が正解だ」

ビシャァッァ

「！●△■×♪＃？！」

【何にも分かってないじゃないですか。」

「・・・・すまん。　」

【私はね、勉強の手伝いをしてるんですよ。　当てモンしてるつもりはありません。」

「わかった　わかったから、これからはちゃんとやるから」

【確かに時間が足りないかもしれませんが、今から少しでもやっておけばいいんじゃないんですか。」

「・・・最後の１秒まで走り抜け　ということか　姫？」

【いいえ　そんなサブい事を言っているのではありません。」

「（えぇ～　～」

【では　このデッキは預かりますから」

「勘弁してくれよ。　別に取り上げなくたっていいだろう」

【今日　一日真面目に英語の勉強したら　返します。　そも、私の巨竜デッキにワームとか要りませんし」

「よし、じゃあ　そうしよう。　今からさっそくとりかかるとしよう」

【はい　問題集」

「あ、いいよ　数学やるから」

ビリビリビリ