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「藤子・F・不二雄大全集 エスパー魔美」4巻 感想

書名:藤子・F・不二雄大全集 エスパー魔美

著者:藤子・F・不二雄

出版:小学館

フヤン フヤン

残り1冊となったエスパー魔美大全集

こういう漫画が今後現れるだろうか。

エスパーだしすげえんだよ、魔美ちゃん。

正義感も強いし。

でも、やっぱ無力な中学生なんだね。

っていうのがあって、それがSFなのに現実味があってすごく面白い。

前も同じような感想言うた気がするけど。

それが面白くて買い続けているから。

結局魔美ちゃんの心が救われたにすぎなくて、根本の解決になってない話とかもたまーにわるわけよ。

そういうのがねーなんかぐっときちゃう。

頑張れ頑張れってなるなぁ。

あと、時折出て来る悪役の中でも、すっげぇゲスなのがいたりするのよね。

藤子先生だからこそ、極端にゲスくなってしまうのか、それとも・・みたいな。

そういうのを感じたり。

そういう時に、魔美ちゃんがいつものお転婆よろしく力でどうにかするのでなく、たまーにくすんくすんと泣いてしまう時があるのよね。

それで終わらないのが魔美ちゃんだけど。

エスパー×女子中学生

この組み合わせで今漫画描いたらとんでも萌えてぃっくな題材になる。

ただ、魔美ちゃんもヌードモデルとかやってるし、作中になんども乳首が出てくるのだ。

でも、健全なんだよな。

魔美ちゃんはお駄賃目当ててやってる節あるけど。

そういうところも含めて、すっごく魅力あるキャラクターを書いてくれたものだ、と思う。

魔美ちゃんフォーエバー