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徹底考察! 何故高校生になってプールの授業をサボった話を得意げにした級友を見限った話がウケなかったのか。

徹底考察!

何故高校生になってプールの授業をサボった話を得意げにした級友を見限った話がウケなかったのか。

4月某日、色々と都合が重なり

サルレター吉秋、15年来の友人O
妻、妻の15年来の友人A(彼女もサルレター吉秋とは大学生になってからの付き合い)


この4人で会うことになった。

その際にエピソードトークとして

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高校生になり別々の高校に行くことになった友人Kと久々に遊んだ際

「プールの授業サボったった」

という旨の供述を得意げに話をして以来、会うのをやめた。

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という15年来の友人Oと数年擦り続けている鉄板トークを披露するも、
妻と妻の友人Aにはいまいち共感を得られなかった。
早い話がスベったのだった。

この話は擦りすぎていて
「プールの・・」
と語り始めた矢先ツッコミが入るぐらい10年以上話題にしてきたし、
毎回バカ笑いしていた話だったので、渾身のエピソードトークでもあった。

救いようのないほどの内輪ネタなので、共感が得られなかった主原因はそこにあると考えているが、
どこまで前提知識がないと笑い話にならないのかを考察してみようと思い立ったのだ。


渦中の人物、Kについて。


小学5年、6年時には少なくとも週に一度はKの家に行き遊んでいた。
基本的に二人で遊ぶことが多く、その時点で最も仲の良い人物であった。
夏休みも二人で市民プールにでかけたり、自転車であてもなく隣町までサイクリングしたり、関係は深かった。

中学生になり、バスケットボール部に入部することになるのだが、
どこかの部活にほぼ強制的に入ることになっていた。
入りたい部活が特になかった私はKが入部を決めていたので後追いする形になった。
そのくらい仲良くしていた。

中学生になってからもそれなりに関係は続いていたのだが、サルレター吉秋がサルレター吉秋としての人格を得ていく過程でもあったので、年々関係性は浅くなっていた。
どんどん私の頭がおかしくなっていくが、そこに呼応してくれたのが前述のO氏であり、
Kも交えて遊ぶこともあったが、ノリや下りを重視していた我々の行動に少しついていけてない機運はあった。

そうでもないか。
なんか修学旅行で出し物とかする時、巻き込んでやってたな。
ただ、数人集まって順番にボケてO氏にツッコミを入れてもらうみたいな、
そんなノリには参加できていなかったな、という印象。もう15年以上前の話だ。

要するに、仲良くはしてるけど、特に面白味があるわけでもなく。
不良でもなく、真面目でもなく、勉強ができるわけでもなく。
そうなるともう小学生のころ仲良かったぐらいのつながりしかない人間だったんだな。
めちゃくちゃいうとる。
カラッポの人間がそこにいたのよ。

そして高校生になり、各々別の高校に進むことになったんだけど。
まあ、久しぶりに家行くかーという話になったのね。

各々の鬱屈したハイスクールライフ話を咲かせるわけ。
自身のハイスクールライフも結構序盤にクラスメイトとバチバチになって、決別したりしてたから、
そこでも文句ばっかいうてた気がする。
これはまあ、また別の話として。

その時に、Kのハイスクールライフについて話題を振ったところ

「プールの授業サボったったわ」

という返答が返ってきたわけ。

いや、なんか長々書いたけどたぶんこれは・・
めちゃくちゃいうけど
たぶんKを死ぬほど下に見てるってのがあって
O氏との共通認識があったってことなのかな

面白味の無いカラッポ人間風情が、
泳いでろよ、他にすることもねーだろバカヤロー

ってところなのかな。
不良でもないのに悪ぶって、何の目的もなく生きて

学生って何も目的がないことが一番許される時期じゃない。
評価されるものが明確に示されてるんだから、
とくにやりたいことなけりゃひとまず学生生活を送っていればいいじゃない。
そこで学習したことが、先にやりたいことが見つかった時に活かせるじゃない。
直接的でないにしても、やりたいことが見つかった時に絶対学ぶ力っているんだから。

そこまで当時は具体的には思ってなかったと思うけど、
言語化までできなくても、そういう思いはあっただろうね。

憐れなK
彼にはもうプールの授業をサボることでしか自己表現をできなくなったのね。

もう彼といても得るものもないし、逆に上からだけど与えることもないだろうな。
こちらの掛けた声はすべて足元に散らばっていくのだろうな。

憐憫の思いだ。

もう彼と付き合うのはやめよう。

そして、そういう彼の本質を見抜けなかった小学生自分を恥じた。

もうちょいまとめて。


不良ぶるならいくとこまでいってほしいのよ。
どっかからパクってきたであろうバイク無免許で校庭爆走した先輩は、
絶対に近づきたくはないけどテンションは上がるよね。
いけいけ!そして見てないところで派手にガードレールに突撃しといてくれれば最高!

ってなるやないですか。

何もかもが中途半端で面白くなかった・・

面白くなかったのか。

そうか、これは面白くなかった話なのか。
スベるのは必然だったのか。

やっぱあんま伝わらないよな。

ただプールサボったって言われただけの話にどんだけ費やすんや。

「あのKが得意げに死ぬほどつまらん独白をした!」

ってとこやもんな。
この話の肝は。

O氏もKをよく知っているからこそだな。
俺が小学生のころKとかなり仲良くしてたのもO氏は知っているし。

「あのKが」

って部分がでかい話だったな。


もう一つ
「Sが高校中退してローソンバイト一本に絞った矢先に閉店したから、Sはもう死んでいるはず」
って鉄板エピソードもあるけどこれも伝わらないよな。

「あのSが」
ともう一つ
「あのローソンが」
も乗っかる話だから、よけいだな。
ポケモンスナップとか、SFCの書き換えシステムとか、
色々思い出もあったあのローソンが!とか。


結局素人の抱えている鉄板エピソードは根の深い内輪ネタが多いから
外じゃ通用しませんよ。

って話ですね。

なんかもう連絡もとってない当時の同級生の悪口いうただけやな。


こんな話を妻とその友人にキャッキャ言いながら披露したのこう書いてたらなかなかヤバいな。

大丈夫?