テスト返しの時だけやたらと話かけられる
キョーシュージョー
補佐「スルオさん そろそろ車検じゃないんですか」
スルオ「あ。もうそんな時期か。月日の経つのは早いものだ」
・・・・・ガチャ
補佐「なんかボロっちいですね、このクルマ」
スルオ「何年も使ってないからな」
補佐「?! ・・・・スルオさん、最後に車検に行ったのはいつですか」
スルオ「もう4年と24ヶ月はたつナァ」
ゴッ
・・・・・ガチャ
銅鑼「始めまして。銅鑼 イブ男 です。今日は何の用件ですか。」
スルオ「あのぉ、6年車検に来てなかったんですが・・・」
補佐「コレって使いモンになるでしょうか。」
銅鑼「え、6年も車に乗ってないんじゃココに満足に来れました?」
補佐「サイドミラーが両方とももげました」
銅鑼「やはりね、運転の仕方から思い出してもらいましょう。」
・・・・・ガチャ
スルオ「オ、なんだこりゃ」
銅鑼「運転シュミレーションです。まずはコレをやってください」
補佐「わたしは助手席に」
スルオ「フッ、ワシの傍らに付くとは物好きなヤツじゃわい
!」
ゴッ
・・・・ガチャ
スルオ「ヒャッホウ!この道車一台も通ってないぜ!全速力!
♪光る風邪を追い越したら ナニが待っているのかな・・」
補佐「スルオさん。児戯とはいえ真剣にやってください。
この道路40キロ制限です」
銅鑼「児戯とか言わないで」
スルオ「平気だっての!だってあまりに車がないから前にモヤが見えるもん。♪カラフル ハッピ マジョリワル ゴー」
ゴッ
・・・・・・ガチャ
補佐「言ったでしょう。電柱から人が出てくるコトだってあるんですよ。」
スルオ「よく分かりました・・・・・・」
・・・・ガチャ
スルオ「えぇい!長い信号だな。ちっとも右に曲がれやしない!」
補佐「いらいらすると死に直結します。平常心で。」
スルオ「ア!このトラックが道を譲ってくれた!この間に!
♪残酷な天使のエーゲ 情熱よチャッチャチャラチャララ」
ゴッ
補佐「トラックの後ろからバイクが出てくることだってあるんですよ」
スルオ「ガッデム!」
補佐「あと、歌詞がわからないからといってごまかすくらいなら最初か歌わないでください」
スルオ「え?うたわれるもの?」
ゴッ
・・・・・・・ガチャ
スルオ「駐車か、怖いなァ。」
補佐「下手をすると車と一緒に命まで駐車することになります、このジメジメした駐車場で」
銅鑼「倒置法!!」
スルオ「ア、あそこ空いてる!チャンス!
♪すいみんすいみんすいみんすいみん睡眠不足!」
ゴッ
補佐「とまってる車が急発進することもあるんですから。」
スルオ「スマソ・・・・」
補佐「あとスルオさん」
スルオ「何だ!!」
補佐「スルオさんって日ごろ結構アニメとか見て暮らしてるんですね」
スルオ「え?ひぐらしのなく頃に?」
ゴッ