「団地魔女」 感想
団地魔女 (IKKI COMIX) (2015/02/27) 派手な看護婦 商品詳細を見る |
おねショタ
おねショタってジャンルとして確立されてる感あるけど、題材にした漫画そこまで萬栄してなくない?
それはあんまりそっち方面にアンテナはってないからかな?
百合界隈はにぎわってる感じするんだけど、自分がそこに片足突っ込んでるから?
まあ、さておき。
最近どこまでが表紙買いなのか、境界線があやふや。
ネットで何か評判見た事あるぞ、とか。
雑誌の読み切りでこの作者さんみたことあるぞ、とか。
今回は割と純度高い表紙買い。
書店で絵の雰囲気が好きそうだったのと、試し読み小冊子があって、それ読んで購入決めた。
小冊子って大事やな。ホンマ。
まだ今のように自由気ままに本が買えなかった頃、試し読み小冊子で本買うことあるか?と。
月に使える金なんて限られているのに、本買うときは確定的に買う本だけでしょ、そうじゃないなら中古で買う時だけでしょ。
と思ってたね、中高生ぐらいのボクちゃんは。
小冊子大事。
正直、本の裏に書いてる煽り文で本の内容が分かることって無いと思う。帯然り。
帯なんかはキャッチーな文章いかに書くかだから、また用途が違うと思うけど。
まあさておき内容なんだけど。
独特の世界観で分かりにくい感じな気はするんだけど、割とわかりやすい感じだった。読み終わったら。
なんしか、結構読み終わりというか、エンドがスッキリする感じ。
途中の、これどうやって話終わるんだろ、どう展開していくんだろ・・
っていう期待と不安みたいなのがあるんだけど。
お、これはよかったな!
って思えた。おねショタ。
掲載誌が廃刊になって、そこから書下ろしてなんとか単行本になった模様。
昨今雑誌など掲載する場が溢れているように感じる一方、単行本化が一つハードルになっている気がする。
そんな中、書下ろしてでも1冊の本として刊行された、その力は絶対十分ある漫画です。
そのおかげで読むことだできた!よかった!
と素直に思えるぐらいに面白かった作品。
新人さんなようで、書籍は現行この1冊だけのようですが、これからも作品を色々生み出してほしいですね。