模擬試験に行ってきました
「やっと終わったな。でも今日じゃなかったら遊びにも行けたんだがなぁ 姫。」
【もぅ 少しは遊びから離れてくださいよ!そんなんだから
数Ⅰ+A なのに 数Ⅰ解いてた ってなるんですよ」
「人の傷口をマイナスドライバーでほじくりまわすようなことは止めよ!!」
【もういいですから早く帰りましょうよ」
「さすがに7時なのにまだ明るいな・・・よし!帰りにちょっとブラブラするか 姫?」
【ブラブラって、どうせ駅前でカード買うだけでしょうに」
「チクチクとつついてくるのを止めよ!プラスドライバーか何かで」
チャッチャッチャッチャ
【流石に自転車できてるのはタラ~ンさま位のものでしたね」
「家から会場が近かったからだ。次は無いぞ」
【随分 国語の点数が上がってますね」
「バッ 勝手に人の自己採点票をミナ!!」
【前まであんなに毛嫌いしていたくせに」
「ジャブジャブと同じだ」
「よしかえるか。シッカリつかまってろよ 姫!!」
チリンチリン
【タラ~ンさま・・・。門を出て左に曲がるんですよ。」
「言ったろう?今日はブラブラするってな」
10分後
【どこよここ!!」
「ワッ、私としたことが道に迷うだと? 考えられんな・・・・」
【素直に左に曲がってリャァ 駅前に出られたのに! ばか!」
「ま、まあ ブラブラしながら走ってれば知ってる道にでるさ」
10分後
【どこよここ!!」
「・・・何処で手を間違えた・・・・」
【正門でしょ! こんな見たこと無い公園前に出てしまって!」
「ま、まあ ブラブラしてればきっと知ってる場所に」
【ブラブラって・・・このあたり何にも無いじゃないですか」
10分後
ヒュンヒュン
【どこなのここは?」
「その鎖鎌をしまってくれ 気が散る」
【早く帰りましょうよ お腹がすきました」
「どうやら寝屋○にまで出てきてしまったようだな」
【クァッ」
10分後
「フッ、ハハハ フハハハハハ」
【どうしました」
「さっきからヤケにババァがウロウロしていると思わんか?」
【いつものことでしょう」
「いつものよりたくさん」
【大阪を出たのかもしれませんね」
「あきれはてんといて! どうやらこのババァたちは萱○神社へ行くらしい」
【何を根拠に」
「コノ辺の電柱のそこかしこに萱○で祭りがあるみたいな張り紙がしてあった
近い証拠だ」
【ま、まさか 迷っていても尚 冷静に状況判断を?」
「この私がオイソレと人の手を借りようか」
【根暗。」
数十メートル先
【わぁ ホントに祭騒ぎですね」
「どいつもこいつもコンナ時間に・・・ よっっっっぽど暇なようだな!」
【卑屈にならないで タラ~ンさま。あなたの分もあるから」
「おい 姫何勝手に買ってんだ って焼きとうもろこしじゃねーか」
【やっと知ってる道にでましたね」
「暇つぶしにはなったな」
【半なきじゃないですか」
「違う 少し泣きそうなだけだ」
キキッ
【きゃっ」
「チッ、また萱○目当てのジィさんか 相手が安全運転を心がける私でなければ轢き☆されていたぞ
私のセリフに☆のシールを貼るな 姫」
【だってNGワードですもん」
・・・
「やっとついたな。」
【もうやめましょうね。」
「何をだ」
【寄り道をよ」