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「岡崎に捧ぐ」1巻 感想

岡崎に捧ぐamazonリンク)

ビッグコミックスペリオール

また新たな雑誌を知ってしまった。

コロコロアニキに載ってて、その時に妙に印象に残っていた漫画。

元々ビックコミックスペリオールで連載していたものらしい。

で、書店で結構スペース開けて並んでいたので、買ってみた。

web上でのっけてたのが話題になって雑誌に連載になってーという運びっぽい。

web発信が本当に増えたね。

作者の小学生の頃の思い出振り返り漫画。

世代が少し上だけど、ほぼほぼ同じ。

作者さんが29歳だとか。

サルレター吉秋さんは25歳なので、分かる話が多い。

「ぎゃおっぴ」という単語を見ることになるとはな。

世代の人は特に面白いと思う。

でも、これは合う合わないがあるかもね。

義務教育期間をどのような環境で、どのような目線で過ごしていたかによって、感じ方が変わってくると思う。

全部が全部じゃないけど、共感できる部分も多くて、楽しい漫画だった。

雰囲気の再現感というか、そういうところ。

僕も義務教育期間はなかなか個性のある人物が多い環境に居た。

でも、僕はそういう人物とは適度に距離を空けていた思い出がある。

どっちかっていうと、個性があると思われている側の人間だったと思うし。現在進行形で。

世代が近いってのもあって、色々と思い出す。

こういうの見ると、その色々思い出した事柄で

ああ、もっとメチャクチャに生きててもよかったんだなぁ、って思う。

エッセイ漫画に合った絵柄で、毒成分が多い感じもありながら、不思議な爽快感がある。

読みやすい漫画だと思います。

小学生時分、たまごっちやテトリスを親に奔走させた思い出のある人達は本屋にGOですね